臨床化学分析談話会より・44<関東支部>
研究に立脚した臨床応用を—腎の内分泌的役割
仁科 甫啓
pp.409
発行日 1977年4月15日
Published Date 1977/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914330
- 有料閲覧
- 文献概要
慌ただしい年の瀬にもかかわらず,多数出席のもとで,第198回分析談話会(1976,12,21)が東大薬学の記念講堂にて開催された.今回は診断へのアプローチ・シリーズ(5)として,腎臓,特に内分泌的な腎の働きに的をしぼり,①ビタミンDの代謝に対する腎の関与と題して中外製薬㈱研究部の西井易穂先生,②腎機能とエリスロポエチンと題して新潟大第2内科の森山美昭先生が話題提供された.
まず,西井先生はビタミンDの代謝とその役割について,現在知られている事柄を分かりやすく説明されるとともに,先生が最近まで行ってきた研究内容を披露された.
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.