臨床検査の問題点・88
酵素的測定法による脂質の測定—トリゲリセライドとコレステロール
春日 誠次
1,2
,
中 甫
4,5
,
正路 喜代美
3
1東京大学医学部医学科
2現在東京大学医学部医学科生化学検査研究室
3東大病院中央検査部生化学検査室
4三井記念病院中検
5現在三井記念病院中検
pp.274-279
発行日 1977年3月15日
Published Date 1977/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914296
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酵素反応を利用して他の物質を測定する方法（en-zymatic method）が，最近血清脂質の定量に使われて注目されている．精度，簡便性では評価されているが，正確度はどうか．進んでいるコレステロール，トリグリセライドについてその問題点を検討する（カッドはリポタンパクの構造と酵素作用）．
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