Japanese
English
資料
各種腎疾患における尿中GP-DAPと各種パラメータとの比較検討
Urine GP-DAP in Various Renal Diseases
千葉 茂実
1
,
野城 宏夫
1
,
庄子 嘉治
1
,
佐藤 寿伸
1
,
斉藤 喬雄
1
,
吉永 馨
1
Sigemi CHIBA
1
,
Hiroo NOSHIRO
1
,
Yoshiharu SHOJI
1
,
Toshinobu SATOH
1
,
Takao SAITO
1
,
Kaoru YOSHINAGA
1
1東北大学医学部第二内科
1Department of Internal Medicine II, Tohoku University School of Medicine
キーワード:
GP-DAP
,
尿細管障害
,
糸球体腎炎
,
腎機能
Keyword:
GP-DAP
,
尿細管障害
,
糸球体腎炎
,
腎機能
pp.1214-1217
発行日 1989年10月15日
Published Date 1989/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914088
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各種腎疾患患者における尿中GP-DAP (グリシループロリルージペプチジルアミノペプチダーゼ)を測定し臨床的に検討した.多発性骨髄腫による腎障害では著明な高値を示す例があり,尿NAGとも相関があったことから尿細管障害を示す良い指標と考えられた.またクレアチニンクリアランス,β2—ミクログロブリンとは相関が認められなかったが,尿蛋白とは相関があり,尿細管だけでなく糸球体障害との関連性も示唆された.
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