今月の主題 糖尿病
技術解説
HbA1とHbA1c
森谷 茂樹
1
,
河津 捷二
1
Shigeki MORITANI
1
,
shoji KAWAZU
1
1埼玉医科大学第四内科学教室
キーワード:
HbA1
,
HbA1c
,
glycosylation
,
フルクトサミン
,
異常ヘモグロビン
Keyword:
HbA1
,
HbA1c
,
glycosylation
,
フルクトサミン
,
異常ヘモグロビン
pp.879-884
発行日 1989年8月15日
Published Date 1989/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914035
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近年臨床においては,HbA1およびHbA1cが血糖コントロールの指標として広く用いられている.この糖化ヘモグロビンは1970代になってから臨床的にも応用されるようになり,種々の測定方法が考察されているが,データを正確に解釈するにはその測定方法の特徴ならびに測定値を変動させる多くの干渉因子の存在を考慮しなくてはならない.さらに,その他の糖化蛋白の応用の試みや合併症との関係も注目されつつある.
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