編集者への手紙
血清LDHアイソザイム分画比の季節的変動について
今木 雅英
1
,
松本 和興
1
,
山田 勇樹
1
,
中川 洋一
1
,
伊藤 里美
1
,
三好 保
1
,
北小路 学
1
,
棚田 昌俊
1
,
山崎 亮治
1
,
勢井 雅子
1
1徳島大学医学部公衆衛生学教室
pp.928-929
発行日 1988年8月15日
Published Date 1988/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913720
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血清Lactate dehydrogenage(EC, 1, 1, 1, 27:LDH)の臨床的応用は,悪性腫瘍患者についてその活性値の上昇を認めたHillとLevi1)の報告に始まり,肝疾患,心疾患などの血液化学検査の重要な項目である2).さらに,血清LDHアイソザイム分画比についても,日常ルーチンワークに組み入れられている.LDHおよびそのアイソザイムの生理的変動因子として,年齢3),運動・食事,日内変動4)などについての検討が行われているが,長期間の観察による季節的変動要因についての検討が十分でないので報告する.
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