今月の主題 迅速検査;現状と今後の動向
座談会
迅速検査システムの現状と将来
松尾 収二
1
,
只野 壽太郎
2
,
軽部 征夫
3
,
大久保 昭行
4
1天理よろづ相談所病院臨床病理部
2佐賀医科大学検査部
3東京工業大学資源化学研究所
4東京大学医学部臨床検査医学教室
pp.294-303
発行日 1988年3月15日
Published Date 1988/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913603
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診断と治療に科学的根拠を与えてきた臨床検査は,今日ますますその性格を強め,精度とともに検査の迅速性への期待が一段と高まっている.天理よろづ相談所病院と佐賀医科大学病院の実践例を通して迅速検査実施への英知が探られ,バイオセンサーや半導体チップの応用など機器開発の現状と展望,さらには医療システムの改革とデータベースの必要性へと,話題は大きく展開する.
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