今月の主題 唾液と汗
座談会
唾液,汗などによる臨床検査の将来
奥田 清
1
,
大久保 昭行
2
,
菊地 眞
3
,
高原 喜八郎
4
1大阪市立大学医学部臨床検査医学教室
2東京大学医学部臨床検査医学教室
3防衛医科大学校医用電子工学講座
4神奈川県立衛生短期大学
pp.988-996
発行日 1986年9月15日
Published Date 1986/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913064
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血液を検体とする臨床検査は今でもなお主流であり,今後もリファレンスとしての立場を維持してゆくであろう.一方成人病予防のホームモニタリング,健康度チェック,TDMなど,あるいは緊急時のスクリーニングとして唾液や汗などを試料とする検査やモニタリングの志向が高まってきた.今回はこの方面にスポットを当てたい.
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