今月の主題 カルシウム
技術解説
脱灰法
清野 和夫
1
,
畠山 茂
2
Kazuo KIYONO
1
,
Shigeru HATAKEYAMA
2
1東京医科歯科大学歯学部口腔病理学教室
2東京医科歯科大学医学部病理学教室
pp.491-496
発行日 1985年5月15日
Published Date 1985/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912561
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硬組織検体には多少の差があるが,ほとんど硬軟両組織を含んでいる.この硬軟両組織について同一切片標本上で,それぞれ満足の得られるような脱灰標本を作製するのは常温脱灰では不可能に近く,低温脱灰法に頼るしかない.
低温脱灰は,基本的に次の手技による.
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