質疑応答
一般検査 糞便のTriboulet反応の臨床的意義/診断学 胃力メラ,胃透視はブドウ糖負荷試験(GTT)に影響があるか
木野 智慧光
1
,
N子
,
坂本 信夫
2
,
佐藤 祐造
2
,
C子
1結核予防会結核研究所附属病院
2名古屋大学医学部第3内科
pp.1571-1573
発行日 1983年11月15日
Published Date 1983/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912063
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
〈問〉私どもの検査室には1日10件以上の糞便のTriboulet反応の検査依頼がありますが,排液処理の問題があるため将来廃止したいと考えています.絶対に糞便のTriboulet反応が必要なのはどのような病態の場合か,またTriboulet反応を廃止する場合これに代わる検査法があるでしょうか,ご教示ください.
〔問〕短期ドック入院患者のGTTの成績に,かなり高頻度に(1)2時間値の下がりが悪い(110〜130mg/dl)(2)2時間値が1時間値より高値であることが認められ,臨床側から臨床症状に合わないと問い合わせを受けます.
ドック患者は空腹時に採血した後,胃カメラ検査を行い,終了して30分後にトレーランGを50g経口投与してGTTを実施しています.
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.