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研究
エンザイムイムノアッセイのサンドイッチ固相法における理論的考察—抗原抗体反応の結合定数の決定
A Theoretical Study of The Immunoreactions on Sandwich-type Enzyme Immunoassays—Determination of Binding Constants
鈴木 富士子
1
,
加藤 兼房
1
Fujiko SUZUKI
1
,
Kanefusa KATO
1
1愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所生化学部門
1Department of Biochemistry, Institute for Developmental Research, Aichi Prefectural Colony
pp.98-104
発行日 1983年1月15日
Published Date 1983/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911780
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はじめに
ラジオイムノアッセイの理論的分析に関しては,BersonとYalowが抗原と抗体の反応を平衡論的および速度論的に研究して,抗原と抗体の結合定数を測定している1).
ここではエンザイムイムノアッセイのサンドイッチ固相法を理論的に考察し,抗体と抗原の結合定数を求めた.ここで述べる方法によって,すでに臨床的にも広く使用されている各抗原のサンドイッチ固相法の標準曲線から,抗原と抗体の結合定数を計算することができる.
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