今月の主題 レセプター病
技術解説
アデニルシクラーゼ活性の測定
木村 正康
1
,
古林 伸二郎
1
Masayasu KIMURA
1
,
Shinjiro KOBAYASHI
1
1富山医科薬科大学薬学部薬品作用学教室
pp.884-891
発行日 1982年8月15日
Published Date 1982/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911612
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受容体(レセプター)媒介によるcyclic AMP(cAMP)由来の生体反応は,かなり頻繁に各所に見いだされている.臨床検査のうえからも機能の要因として重要な対象になるはずである.このcAMPの消長は,課題のアデニルシクラーゼ活性が有力な標識となるので,その測定法を解説する.この酵素の基質となるATPを標識化した場合としない場合の方法に区別して記述する.
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