今月の主題 救急検査
カラーグラフ
アメリカの救急検査室
篠塚 規
1,2
1Anesthesiology and Critical Care Medicine
2University of Pittsburgh School of Medicine
pp.124-125
発行日 1981年2月15日
Published Date 1981/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911147
- 有料閲覧
- 文献概要
米国北東部の中規模都市Pittsburghの,主要5病院の救急体制,検査室の一端を紹介する.救急の連絡体制は充実しており,救急車と救急室とは無線で,また救急室と検査室一手術室とは専用のホットラインで連絡されており,更に一刻を争う重症患者には,保険でカバーされるLife Flightと呼ばれるジェットヘリコプターも活用されている.
近年,救急医学は,新しい分野として急速に伸びつつあり,専任医師,専任看護婦,X線技師,事務員で構成された救急部がどの病院にもある.これを支える臨床検査室も,24時間体制(技師は3交代制)で動いており救急で必要とされる検査を,速く正確に行っている.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.