学会印象記 第22回日本臨床病理学会
臨床病理10年の足跡を見る
本誌編集室
pp.351
発行日 1976年3月15日
Published Date 1976/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909325
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第22回日本臨床病理学会総会(総会長・糸賀敬)は長崎市にて1975年11月13〜15日の3日間開催された.連日の降雨にもかかわらず,約2,000人の参加者は,長崎市市民会館をはじめとする市内5か所(7会場)で熱心に討論に加わった.
一般演題は478題を数え,前年の大阪と比べて160題の増加で,史上最多となり,生化学から生理までカバーするこの学会の幅広さを物語る一方,臨床化学が過半数を占め,細菌,病理からそれぞれ28,21題と少なく,テーマの偏りを見せていた.
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