総説
血清型
松本 秀雄
1
1大阪医大・法医学
pp.365-369
発行日 1975年4月15日
Published Date 1975/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908929
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血液成分のうち,血漿タンパクにみられる遺伝支配をうける形質を血清型1)と呼ぶが,これはABO式,MNSs式,Rh式などの赤血球型や,PGM,AcP,6-PGDなどの血球酵素型と同じように多型現象を示すものである.その主なものを表示する(表1).
表にみられるように,血清型の型判定法は原理的に大きく4つに分けられる.
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