特集 日常臨床検査法
Ⅸ.共通機器の進歩
日常検査と共通機器(座談会)
吉野 二男
1
,
浅川 英男
2
,
藤巻 道男
3
,
富山 哲雄
4
,
松村 義寛
5
1神奈川県立衛生短大
2東京医歯大・検査部血清
3東京医大・臨床病理
4東大分院中検細菌
5東京女子医大・生化学
pp.1555-1561
発行日 1974年12月25日
Published Date 1974/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908829
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司会(松村) "共通機器の進歩"というテーマで,日常,われわれの検査室で,技師の皆さんが共通して使っているもの,病理,血液,血清,その他いろいろのところで出てきて,しかも,共通したものというと,天秤,遠心器,ピペット,試験管,そういうものについて,いろいろお話をおうかがいしたいのですが,吉野さん,ひとつお願いします.
吉野 共通機器の進歩は非常に速いので,なかなか追いつけない,使いきれない,という現状にあるのではないかと思います.私どもみたいに教育に携わっておりますと,新しい人にできるだけそういうことを知ってもらうようにしているんですが,せっかく,機器が進歩しても,使いきれないでいるというのは,残念だと思います.
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