特集 日常臨床検査法
Ⅱ.化学
5.単能機器分析—3)屈折計
浮田 実
1
1東京医大・臨床病理
pp.1436-1438
発行日 1974年12月25日
Published Date 1974/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908796
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屈折法は臨床検査に古くから応用されていたが,当時の屈折計は測定に比較的長時間を要し,かつ技術的にもむずかしかったためにあまり利用されていなかった.その後温度補正式の屈折法が開発され,その簡便性,迅速性および再現性にすぐれていることから,わが国でも盛んに日常検査に用いられるようになった現在,屈折法は血清タンパク質,尿比重,およびブドウ糖などの測定に利用されている.
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