Senior Course 細菌
臨床細菌学的検査の基準化への道
三輪谷 俊夫
1
1阪大微研細菌血清学部
pp.118-119
発行日 1974年1月15日
Published Date 1974/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908419
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編集部の方から今年いっぱいこのsenior course (細菌)を担当するよう依頼があった.そこで早速今までにこの欄で取り上げられてきたテーマや内容をあらためて読み直してみた,緑色→黄色→緑色とページの色もさりながら,"入門講座"時代から,より広範囲の高度な内容を取り入れるべく"1ページの知識"へと脱皮し,さらにより専門的な"senior course"へと発展し,読者の要望に応えて今年度からは1ページから2ページになり,担当者としてその責任の重大性を痛感するしだいである.
そこで私は責任を回避するわけではないが,ひとりよがりのドグマに陥らないよう検査現場の第一線に立っている人々と組んでこの欄を担当することにした.幸いなことに,永年懸案であった感染症研究会も昨年(1973年)4月にようやく発足し,研究部会のひとつである"検査部会"では当面の重要な研究テーマとして"細菌学的検査法の基準化への道"を取り上げてきた.
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