Senior Course 生化学
調製試薬使用上の留意点
内田 壱夫
1
1日本医学研究所
pp.1161
発行日 1973年10月15日
Published Date 1973/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908263
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最近の検査室においては,検査項目の多様化,かつ多数検体の迅速処理の必要性から,検査目的に従って調製されたキット類が広く使用されている.臨床検査に用いられる薬品は,単に分析用の種々の薬品にとどまらず,その標準物質まで含み,また分析方法,技術が多種多様であることを反映して,きわめて種類が多く,またその方法の改良,新しい分析技術の提起に伴いその内容もめまぐるしく変わっているのが現状であり,調製試薬の内容に関しても同様である.ここでは,自験例をも含めて,調製試薬使用上の留意点を考えてみたい.
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