新しいキットの紹介
血清モノアミンオキシダーゼ測定キットの検討
尾辻 省悟
1
,
西村 辰志
2
,
西川 正二
2
1鹿児島大病院中検
2林臨床微研
pp.789-793
発行日 1973年7月15日
Published Date 1973/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908154
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はじめに
最近血清モノアミンオキシダーゼ(以下MAOと略す)活性値が慢性肝疾患1,2)をはじめとして諸疾患3-5)の診断に役だつことが報告され,しだいに臨床検査に応用されつつある.
MAOは次式の通りモノアミンの酸化的脱アミノ反応を触媒する酵素で活性値測定はこの反応に基づくものである.
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