カラーグラフ
妊娠細胞診—付妊娠反応(Friedman反応)
蜂屋 祥一
1
,
村上 昇
1
,
杉田 元
1
1東京慈恵医大産婦人科
pp.358-359
発行日 1973年4月15日
Published Date 1973/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908039
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妊娠という環境におけるホルモン反応として,膣スメアは特徴的な変化を示すが,特に妊娠第14週以後は安定した像を示し,妊娠の経過の重要な指標となる.すなわち,妊娠時の細胞診は妊娠経過中の内分泌障害に起因する異常の診断,ならびに治療効果の判定,あるいは分娩開始時期の推定などに用いられている.ここでは妊娠時細胞診における特有な所見を示す(標本はすべてパパニコロウ法により染色).(技術解説欄参照)
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