Senior Course 業務指導のポイント
検査室の備品整理—関東逓信病院の場合
白戸 四郎
1
1神奈川県立衛生短大
pp.1591
発行日 1972年12月15日
Published Date 1972/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907901
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1.年々ふえる検査機器
総合病院で取り扱う物品は機種にして5000-6000といわれる.このうち臨床検査関係の備品は土屋俊夫教授(日大)の臨床検査器械標準設置表案(病院,27(4),32,1968)によると800-1000床で155機種580点,500-700床151機種400点,200-400床103機種205点,50-100床63機種93点ということである。これらは年々ふえる傾向にあり,ここ1-2年に新設された病院では300床程度で検査機器のみで150機種前後約250点,評価額1億数千万円程度となっている.さて備品の定義,その分類のしかた,いずれも設立主体によりあるいは病院によりかなり違うようである.限られた紙面でそれらの比較にはふれられないので,ここでは関東逓信病院資材課長熊谷喜一氏のご好意により,同病院の方式を紹介し参老に供するに止めたい.
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