私のくふう
フラッシュミキサーのすべり止め
萩原 啓司
1
1国立療養所広島病院研究検査科
pp.523
発行日 1972年5月15日
Published Date 1972/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907618
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フラッシュミキサーは用途が広く,日常検査においても頻繁に使われている.卓上用小型のものの中には,吸盤がついていても撹拌時の振動に伴って多少なりとも移動するようである.
近ごろの実験台やサイドテーブルなどの天板には,メラミン樹脂を主体にした合成樹脂板が多く使われているが,この台上でミキサーを撹拌するとすべりはいっそうひどくなり,片手で押えていなければならないほどである.スイッチを入れたままうっかり放置したら,動き回って机上から転落することも起こりうる.そのうえかなり強い騒音を発する.
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