1ページの知識 病理
2,3の特殊染色,封入
和田 昭
1
1大阪府立成人病センター病理検査科
pp.1457
発行日 1970年12月15日
Published Date 1970/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907040
- 有料閲覧
- 文献概要
1.炭水化物の染色
組織化学的に証明可能な炭水化物のおもなものは糖原と粘液質である.単糖類や寡糖類はタンパク質あるいは脂肪と結合していなければ,組織切片の作製中に溶出してしまって検出は困難であり,したがってこの方面の研究はもっぱら多糖類がその対称になってきている.以下2,3よく用いられる染色法について述べる.
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.