座談会
臨床検査室の現状と将来—大阪のスタッフは語る
福井 定光
1
,
阿部 裕
1
,
川井 一男
2
,
野木 一雄
3
,
大森 清彦
4
,
常松 英一
5
,
山本 祐夫
6
,
松村 義寛
7
1大阪大学附属病院(中央臨床検査科)
2国立大阪病院研究検査部
3大手前病院
4大阪府立成人病センター第二検査部
5大阪厚生年金病院内科部
6大阪市立大学(内科)
7東京女子医大
pp.414-423
発行日 1960年7月15日
Published Date 1960/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905720
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大阪の検査室の現状
松村 ちようど,学会が多数大阪で行われるのを機会に,大阪の検査室のいろいろなお話を伺いたい,というのがこの座談会の目的でございます。東京でも,検査室の主任の方の集まりという座談会はまだ一度もやつたことはないと思いますが,こちらの現状,それから将来のお話など,伺わせていただければ幸いだと思います。
まず,福井先生から,阪大の様子などを……。 福井 実は,昨年,樫田先生の司会で,大学を中心として,中央臨床検査料の現状とか,あるいは将来の抱負なとを中心として座談会がございました。今度は,大阪の各病院又は診療所における検査室の現状,あるいはまた将来の発展,ないしは抱負,そういつたことについて,しやべつてくれという医学書院のお話でございます。
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