技術解説
咽頭粘液の細菌学的検査
高橋 昭三
1
1東京大学医学部細菌学教室
pp.419-422
発行日 1957年10月15日
Published Date 1957/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905392
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この材料の特徴は,他の材料と異り,非常に少量である点である。又患者は,多くの場合有熱患者であるから検査室まで来てもらう事の出来ない事が多い。しかも,入院患者よりも外来患者の材料が多い。
このような理由から,材料を検査室に運ぶ事に注意が必要であるし,材料をとる時に,培養するのか染色鏡検するのかを考えておく必要も生ずる。
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