Japanese
English
研究
食道扁平上皮系腫瘍におけるHPV感染の検討
Examination of HPV Infection of the Esophageal Squamous Neoplasm
池本 健三
1
,
河内 茂人
1
,
小賀 厚徳
1
,
古屋 智子
1
,
佐々木 功典
1
Kenzo IKEMOTO
1
,
Atsunori OGA
1
,
Tomoko FURUYA
1
,
Shigeto KAWAUCHI
1
,
Kohsuke SASAKI
1
1山口大学医学部病理学第二講座
1The Second Department of Pathology, Yamaguchi University School of Medicine
キーワード:
食道癌
,
ヒトパピローマウイルス
,
免疫組織化学的染色
,
in situハイブリダイゼーション
,
in situ PCR
Keyword:
食道癌
,
ヒトパピローマウイルス
,
免疫組織化学的染色
,
in situハイブリダイゼーション
,
in situ PCR
pp.677-680
発行日 2001年6月15日
Published Date 2001/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904800
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ヒトバピローマウイルス(以下,HPV)は,70種類以上の亜型が同定されている.しかしながら,食道扁平上皮系腫瘍とHPV感染の関連については,報告によりHPVの検出頻度に差がみられる.今回われわれは,内視鏡的に採取された乳頭腫,異形成,扁平上皮癌の45例を対象に免疫組織化学的染色(IHC),DNA in situ hybridization(ISH),in situ polymerasechain reaction(ISPCR)法での検討を試みたが,腫瘍とHPV感染との関連は否定的であった.
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