今月の主題 脂質代謝関連検査項目についての再検討
総論
動脈硬化病変の治療と血清脂質
藤山 二郎
1
,
栗山 勝
1
Jiro FUJIYAMA
1
,
Masaru KURIYAMA
1
1福井医科大学第2内科
キーワード:
Ischemic Heart Disease
,
HMG-CoA reductase inhibitors
,
Statin
,
Randamized Controlled Trial
,
RCT
Keyword:
Ischemic Heart Disease
,
HMG-CoA reductase inhibitors
,
Statin
,
Randamized Controlled Trial
,
RCT
pp.1067-1073
発行日 2000年10月15日
Published Date 2000/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904503
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虚血性心疾患では,高コレステロール血症が大きな危険因子であり,強力な脂質低下剤であるHMG-CoA還元酵素阻害剤による確実なコレステロール低下作用に基づく多数の大規模臨床試験の成績が報告された.そして,冠動脈硬化症の発症予防を目的とした一次予防試験でも,再発予防を目的とした二次予防試験でも,その有用性が実証されている.したがって,虚血性心疾患の予防,進展阻止には,コレステロール低下療法が重要である.
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