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資料
自動免疫染色装置を用いた高感度検出システムによる核内蛋白の免疫染色
Immunostaining of Nuclear Proteins with Highly Sensitive Detection System using Autoimmunostainer
橋詰 薫
1
,
畑中 豊
1
,
神原 由季
1
,
谷 洋一
1
Kaoru HASHIZUME
1
,
Yutaka HATANAKA
1
,
Yuki KAMIHARA
1
,
Yoichi TANI
1
1ダコ・ジャパン株式会社免疫組織化学部
1Department of Immunohistochemistry,DAKO Japan Co. Ltd
キーワード:
自動免疫染色
,
CSAシステム
,
パラフィン包埋切片
,
核内蛋白
Keyword:
自動免疫染色
,
CSAシステム
,
パラフィン包埋切片
,
核内蛋白
pp.685-690
発行日 2000年6月15日
Published Date 2000/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904423
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チラミンラジカルを利用したCatalyzed Signal Amplifi-cation (CSA)システムを用いた免疫染色では,微量な抗原の検出が可能となった反面,増幅に要する染色過程が多段階から成るため染色操作は煩雑となり,また長い時間を要する.そこで本検出系の自動免疫染色における適用性について検討を行った.染色には核内蛋白を認識する抗体を用い,その染色性を検討した.その結果極めて良好かつ再現性のよい染色性が得られ,染色時間も用手法と比較し大幅に短縮された.自動化を導入することにより本高感度検出系のルーチン化および標準化への応用が期待される.
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