今月の主題 血流
各論―血流測定とその意義
腎血流の測定と病態
浅野 健一郎
1
,
渡辺 毅
1
Ken-ichiro ASANO
1
,
Tsuyoshi WATANABE
1
1福島県立医科大学第3内科
キーワード:
腎血流量
,
超音波Doppler法
,
レノグラム
Keyword:
腎血流量
,
超音波Doppler法
,
レノグラム
pp.179-183
発行日 2000年2月15日
Published Date 2000/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904313
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腎血流量測定には放射性物質を用いて正確な分腎機能(RPF,GFR)が得られるレノグラム,非侵襲的に繰り返し血流速度が測定できる超音波Doppler法のほか,dynamic CT,dynamic MRIなどが川いられる.腎血管性高血圧,移植腎,腎の腫瘍性病変,血管性病変などでは腎血流の測定が診断に有用であり,各測定法の利点を生かしながら応用されている.
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