Japanese
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資料
PCR法による喀痰中の結核菌の検出
Detection of Mycobaterium tuberculosis in Sputum by PCR Method
竹内 悦男
1
,
高井 元彦
1
,
北川 正晴
1
,
横田 総一郎
1
Etuo TAKEUCHI
1
,
Motohiko TAKAI
1
,
Masaharu KITAGAWA
1
,
Soichiro YOKOTA
1
1国立療養所刀根山病院研究検査科
1Department of Laboratory, Toneyama National Hospital
キーワード:
結核菌
,
従来法
,
集菌法
,
PCR法
,
アンプリコアTMマイコバクテリウム
Keyword:
結核菌
,
従来法
,
集菌法
,
PCR法
,
アンプリコアTMマイコバクテリウム
pp.747-750
発行日 1996年6月15日
Published Date 1996/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902959
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肺結核患者の喀痰について従来法,集菌法,PCR法を行い3法を比較した.その結果,PCR法は塗抹,培養に比べ検出率が高かった.従来法とPCR法の時系列比較では,従来法が陰性化した後もPCR法で陽性の持続する例が多かった.したがって,PCR法は迅速性に優れ感度も高いことから,スクリーニング検査として有用であると考えられる.一方,PCR法による治療効果の判定は今後の検討が必要であると思われる.
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