今月の主題 検査室の安全管理
安全管理と緊急対策
付:保護具の種類と用途
本多 紗絵
1
Sae HONDA
1
1(株)エスアールエル精度保証部
キーワード:
保護具
,
感染性物質
,
有害化学物質
Keyword:
保護具
,
感染性物質
,
有害化学物質
pp.65-68
発行日 1996年1月15日
Published Date 1996/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902800
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白衣をはじめとする個人が身に着ける保護具は,作業担当者が感染性物質や有害化学物質などに接触するのを防ぎ,熱,あるいは電気その他の物理的要因からも守る機能も有している.保護具の必要性や種類は,作業内容の規模や危険性によって変わるものであるが,もっとも重要なことは保護具を使用することの理由を作業担当者自身が強く認識し,使用方法や維持管理についても適切に実行することである.
保護具の選定に当たっては,対象とする危険物に合わせること,作業内容に合わせることを第一の留意点とすることが望ましい.〔臨床検査 40:65-68,1996〕
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