今月の主題 抗体蛋白
抗原抗体反応の基礎知識
抗体蛋白定量法
1.終価法(titration)―凝集反応の再評価
狩野 恭一
1
Kyoichi KANOH
1
1オリンパス光学工業(株)バイオメディカルリサーチセンター(BRC)
キーワード:
終価法
,
クームステスト
,
ゲル内凝集反応
,
自動輸血検査装置
,
PK 7200
Keyword:
終価法
,
クームステスト
,
ゲル内凝集反応
,
自動輸血検査装置
,
PK 7200
pp.657-661
発行日 1995年6月15日
Published Date 1995/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902500
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終価法は凝集反応では最も古典的かっ半定量的な免疫測定法であるが,その簡便さと迅速性のゆえに臨床的に重要な輸血検査や感染症検査の主な手法として使われてきた.近年,凝集法の自動化と高感度PA試薬の開発によって輸血関連検査の標準化に貢献しつつある.再評価に値する検査法である.〔臨床検査39:657-661,1995〕
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