今月の主題 超音波検査―最近の進歩
テクノロジー
組織性状診断の現況とその臨床応用
谷口 信行
1
,
伊東 紘一
1
Nobuyuki TANIGUCHI
1
,
Kouichi ITO
1
1自治医科大学臨床病理部
キーワード:
超音波
,
組織性状診断
,
in vivo
Keyword:
超音波
,
組織性状診断
,
in vivo
pp.1253-1257
発行日 1994年11月15日
Published Date 1994/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902261
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組織性状診断は,組織の構造・構成成分を知るために,超音波の物理的性質を利用するものであり,音速,減衰量,散乱(反射),非線形パラメータなどがよく検討されている.これらのうち,肝臓などでは脂肪肝などで非侵襲的な検討が行われ,肝内脂肪量など臨床的に有力な情報が得られている.今後,現在の超音波断層像で診断できない方面への発展が期待される.〔臨床検査38:1253-1257,1994〕
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