今月の主題 MRI
MRIの臨床応用
頭部
青木 茂樹
1
,
浜走 倫人
2
,
町田 徹
3
Shigeki AOKI
1
,
Norito HAMABASHIRI
2
,
Toru MACHIDA
3
1東京大学医学部放射線科
2南春日部中央病院MRI室
3東京大学医学部附属病院分院放射線科
キーワード:
磁気共鳴
,
脳
,
神経放射線学
Keyword:
磁気共鳴
,
脳
,
神経放射線学
pp.25-30
発行日 1994年1月15日
Published Date 1994/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901830
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MRIの頭部での有用性は確立し,ほとんどの腫瘍を中心に多くの病変についての所見がすでに報告されている.MRIの特徴の1つに,水素原子の状態の違いにより信号強度が変化して生化学的情報が得られる点があり,出血,蛋白濃度の違いなどにより特異的な信号強度を示す場合がある.ここではそのような信号強度の変化を示す病変や,読者に比較的馴染みやすいと思われる臨床検査で異常所見が出るような病変を中心に解説する.〔臨床検査38:25-30,1994〕
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