Japanese
English
研究
新しい簡便なアポ蛋白E表現型同定法
A New and Simplified Method for Apolipoprotein E Phenotyping
片岡 伸久朗
1
,
渡邊 武彦
1
,
宮内 晃
1
,
山根 公則
1
,
江草 玄士
1
,
原 均
1
,
山木戸 道郎
1
,
Barbara V.Howard
2
Shinkuro KATAOKA
1
,
Takehiko WATANABE
1
,
Akira MIYAUCHI
1
,
Kiminori YAMANE
1
,
Genshi EGUSA
1
,
Hitoshi HARA
1
,
Michio YAMAKIDO
1
1広島大学医学部第二内科
2Medlantic Research Institute
1The Second Department of Internal Medicine, Hiroshima University School of Medicine
キーワード:
アポ蛋白E
,
アポE多型性
,
アポE表現型
,
等電点電気泳動
,
イムノブロッティング
Keyword:
アポ蛋白E
,
アポE多型性
,
アポE表現型
,
等電点電気泳動
,
イムノブロッティング
pp.1267-1271
発行日 1993年11月15日
Published Date 1993/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901814
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リポ蛋白代謝上重要なアポ蛋白E (以下アポE)表現型の同定は従来の方法では手技が煩雑でしかも診断が困難な場合があった.筆者らはDTT・Tween-20溶液で血漿を15分間孵置するのみの前処置で等電点電気泳動とイムノブロッティング(免疫吸着法)により鮮明な泳動像を得る方法を開発した.10μlの検体量で泳動時間は2時間15分,さらにニューラミニデース処理が不要で診断は正確であることから大量検体の処理に適した方法と考えられる.
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