Japanese
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研究
サーバーハードディスクを用いた病理細胞検査部門のパソコンシステム
Personal Computer System Using the Server Hard Disk in Laboratory of Pathology and Cytology
徳永 次行
1
,
馬場 伸明
1
,
郷田 宏子
1
,
三木 章子
1
Tsuguyuki TOKUNAGA
1
,
Nobuaki BABA
1
,
Hiroko GOHDA
1
,
Akiko MIKI
1
1松山赤十字病院病理部
1Department of Pathology, Matsuyama Red Cross Hospital
キーワード:
病理細胞検査
,
パソコン
,
サーバーハードディスク
,
TAN
,
tiny area network
,
BASIC
Keyword:
病理細胞検査
,
パソコン
,
サーバーハードディスク
,
TAN
,
tiny area network
,
BASIC
pp.315-319
発行日 1993年3月15日
Published Date 1993/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901476
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ファイルシェアリングによるサーバーハードディスクを用いたパソコンシステムTAN(tiny area network)は,病理細胞検査部門において検査部門と診断部門を直結した情報共有化ができる有益なシステムである.双方から受付入力,診断入力が分散処理でき,ファイル情報の活用により既往検査検索・参照,標本ラベル作成,スライド写真マウント印字,台帳作成など省力化ができた.受付入力項目を統一し,またコード化は詳細・複雑でなく検査室に合ったものとすべきである.
テキストファイルは他ソフトとの共用や大型コンピュータへの変換が容易である.BASICは必要時に簡単にプログラム変更・即実行ができ,臨床医からの要望や,将来へのシュミレートとして効率的な言語である.異質業務の混在する病理細胞検査にVDT(video display terminal)作業が加わるので,設備・環境面にも配慮が必要である.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.