今月の主題 PCRを用いた病原微生物の検出
技術解説
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
土江 秀明
1
,
山田 修
1
,
栗村 敬
1
Hideaki TSUCHIE
1
,
Osamu YAMADA
1
,
Takashi KURIMURA
1
1大阪大学微生物病研究所感染病理学部門
キーワード:
HIV-1
,
AIDS
,
逆転写反応
,
env遺伝子
,
V3ドメイン
Keyword:
HIV-1
,
AIDS
,
逆転写反応
,
env遺伝子
,
V3ドメイン
pp.177-182
発行日 1993年2月15日
Published Date 1993/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901431
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近年,患者材料中の微量なサンプルから高感度にかつ迅速に,感染症の病原体あるいはその変異を検出できるPCR法はさまざまな研究分野に応用されている.逆転写反応とPCRを組み合わせた手法による血中HIVゲノム量の半定量的測定および,インドでのHIV-1分離株のenv遺伝子のV3ドメインの分子疫学的解析にPCR法を応用した例について紹介する.〔臨床検査37(2):177-182,1993〕
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