今月の主題 医療廃棄物
解説
―感染性廃棄物の取り扱いかた―病理検査室および剖検室
佐多 徹太郎
1
,
倉田 毅
2
Tetsutaro SATA
1
,
Takeshi KURATA
2
1国立予防衛生研究所エイズ研究センター感染病理室
2国立予防衛生研究所病理部
キーワード:
医療廃棄物
,
病理検査
,
滅菌
,
バイオハザード
Keyword:
医療廃棄物
,
病理検査
,
滅菌
,
バイオハザード
pp.1175-1178
発行日 1991年11月15日
Published Date 1991/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900765
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病理検査室および剖検室における感染防止対策のうち,感染性廃棄物の処理について述べた.感染の原因としてもっとも危険なヒトの臓器・組織を扱う部門であるので,その検体および血液だけでなく,検体を扱った器具などについても消毒滅菌の必要があり,かつ取り扱いにも注意を払うべきである.感染性廃棄物が発生した場所での滅菌処理が望ましいので,滅菌処理についての整備が重要である.
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