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今月の特集 造血器・リンパ系腫瘍のWHO分類 第5版
T/NK細胞腫瘍2—原発性皮膚T細胞増殖症およびリンパ腫/腸管T/NK細胞増殖症およびリンパ腫/肝脾T細胞リンパ腫/リンパ組織の間質由来腫瘍/genetic preposition syndrome(遺伝的高発癌症候群)
Primary cutaneous T-cell lymphoid proliferations and lymphomas/intestinal T-/NK-cell lymphoid proliferations and lymphomas/hepatosplenic T-cell lymphoma/stroma-derived neoplasms of lymphoid tissues/genetic preposition syndrome
大島 孝一
1
1久留米大学医学部病理学教室
キーワード:
原発性皮膚T細胞増殖症およびリンパ腫/腸管T
,
NK細胞増殖症およびリンパ腫
,
肝脾T細胞リンパ腫
,
リンパ組織の間質由来腫瘍
,
遺伝的高発癌症候群
Keyword:
原発性皮膚T細胞増殖症およびリンパ腫/腸管T
,
NK細胞増殖症およびリンパ腫
,
肝脾T細胞リンパ腫
,
リンパ組織の間質由来腫瘍
,
遺伝的高発癌症候群
pp.765-771
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203351
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Point
●悪性リンパ腫の診断・分類には形態,臨床像,免疫染色,染色体,遺伝子解析による総合的な診断が必要である.
●臨床病態に密接に関連した病因(ウイルス,染色体,遺伝子,年齢,病変部位など)の重要性が求められており,形態のみでは診断は困難である.
●発育様式が年単位か,月単位か,週単位かを判断する臨床態度が悪性リンパ腫の診断・分類に不可欠である.
●悪性リンパ腫の分類は,予後を予測し,治療戦略を立てることにおいて分類は重要である.上記の内容を十分に理解したうえで分類を行うべきである.
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