Japanese
English
今月の特集2 良性腫瘍の病理と遺伝子異常
消化管ポリポーシス
Gastrointestinal polyposis
田村 和朗
1,2
1近畿大学大学院総合理工学研究科
2医療法人渡辺医学会桜橋渡辺病院遺伝子診療センター
キーワード:
消化管ポリポーシス
,
家族性腺腫性ポリポーシス
,
FAP
,
MUTYH関連ポリポーシス
,
MAP
,
ポリメラーゼ校正関連ポリポーシス
,
PPAP
,
過誤腫性ポリポーシス
Keyword:
消化管ポリポーシス
,
家族性腺腫性ポリポーシス
,
FAP
,
MUTYH関連ポリポーシス
,
MAP
,
ポリメラーゼ校正関連ポリポーシス
,
PPAP
,
過誤腫性ポリポーシス
pp.747-755
発行日 2022年6月15日
Published Date 2022/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203031
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Point
●消化管ポリポーシスには遺伝性・非遺伝性の分類と,腺腫性・過誤腫性・鋸歯状・混合性の病理組織学的分類がある.
●原因遺伝子をもとに癌素因を調べることが可能となったことから,正確な診断のもとに適切な治療法選択が可能となった.
●血縁者は病的バリアントを共有している可能性がある.遺伝形式が異なる場合であってもリスク評価を適切に行うことで,サーベイランスにつなぐことが可能となった.
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