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English
今月の特集1 AI医療の現状と課題
心電図から冠動脈血行再建術の要否を判断するAIの開発
Development of AI that can select the need for coronary revascularization from patients who visited the emergency department due to chest discomfort
佐野 元昭
1
,
後藤 信一
1
1慶應義塾大学医学部循環器内科
キーワード:
救急外来
,
心電図
,
急性冠症候群
,
ACS
,
人工知能
,
AI
,
心電図自動診断
Keyword:
救急外来
,
心電図
,
急性冠症候群
,
ACS
,
人工知能
,
AI
,
心電図自動診断
pp.844-849
発行日 2020年8月15日
Published Date 2020/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202429
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Point
●胸部不快感を訴える患者が救急外来を受診した際に,急性冠症候群(ACS)の病態であるかどうかを識別することは重要である.
●真に冠動脈造影検査が必要な患者を選別するプロセスに非常に時間がかかることが,治療の開始を遅らせる一因となっている.
●われわれは,このプロセスを簡略化して,救急外来受診時に心電図から冠動脈血行再建術の要否を判断する人工知能(AI)を開発した.
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