今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線
扉
河合 昭人
1
1東京慈恵会医科大学附属病院中央検査部
pp.617
発行日 2018年5月15日
Published Date 2018/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201618
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ライフスタイルの多様化で晩婚化が進み,不妊・不育症治療を受ける方の年齢も高齢化し,今後,悩みを抱える方が多くなることが予想されます.
今回の特集では,不妊症に関しては男性と女性で章分けし,それそれぞれの解説をお願いしています.一般的に女性側が大きくクローズアップされがちですが,男性側の原因にもスポットを当てています.不育症では,病態の解説と診断における臨床検査の役割について最新の知見を交えて執筆をお願いしました.
また,臨床検査技師にはまだまだなじみの少ないエンブリオロジスト(胚培養士)の現状や重要性について解説をお願いし,今後の課題や展望も論じてもらいました.
担当業務の方はもちろん,他のモダリティーなどの担当業務でない方も興味深くご覧いただける内容となっております.皆さんのスキルアップの一助となれば幸いです.
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