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今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
造血器腫瘍治療とコンパニオン診断
Role of laboratory medicine for companion diagnosis for hematological malignancies
松田 和之
1
1信州大学医学部附属病院 臨床検査部
キーワード:
造血器腫瘍
,
体外診断薬(IVD)
,
LDT
,
免疫組織化学法
,
フローサイトメトリー
,
遺伝子検査
,
FISH法
,
遺伝子変異
Keyword:
造血器腫瘍
,
体外診断薬(IVD)
,
LDT
,
免疫組織化学法
,
フローサイトメトリー
,
遺伝子検査
,
FISH法
,
遺伝子変異
pp.908-917
発行日 2014年8月15日
Published Date 2014/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103976
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●造血器腫瘍において蛋白・遺伝子レベルでのさまざまなバイオマーカーがコンパニオン診断に用いられている.
●コンパニオン診断薬(検査)において,臨床検査技術が基幹となっている.
●造血器腫瘍におけるコンパニオン診断薬(検査)には,体外診断薬(IVD)と検査室独自のhome-brew法(LDT)がある.
●医薬品投与時は,バイオマーカーの評価に加え,医薬品の有効性に違いを生じるバイオマーカーに関連する遺伝子変異を検査する必要がある(例:bcr-abl融合遺伝子をバイオマーカーとする際のAblキナーゼドメインの遺伝子変異).
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