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今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める
Ⅰ型アレルギーの機序と診断の流れ
Mechanism and laboratory diagnosis of allergic diseases
萱場 広之
1
,
齋藤 紀先
1
,
糸賀 正道
1
,
山本 絢子
1
1弘前大学大学院 医学研究科臨床検査医学講座
キーワード:
IgE
,
高親和性IgE受容体(FcεRⅠ)
,
皮膚試験
,
ヒスタミン遊離試験
,
好酸球
Keyword:
IgE
,
高親和性IgE受容体(FcεRⅠ)
,
皮膚試験
,
ヒスタミン遊離試験
,
好酸球
pp.218-224
発行日 2014年2月15日
Published Date 2014/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103808
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●抗原特異的IgE(IgE RAST)はアレルゲンの種類などで差はあるが,おおむね80~85%が皮膚試験と一致する.
●Ⅰ型アレルギー反応はIgEを介した反応が典型的ではあるが,複雑な病態を有しており,IgEのみに頼った診断には限界がある.
●アレルゲン検査は患者の症状や経過などの詳細な問診から選択することが推奨される.
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