Japanese
English
研究
DPIにより誘導されるヒト培養HepG2細胞死のDNA構造の解明
Changes in DNA structure in the DPI-induced apoptosis in cultured human HepG2 cells
庄野 正行
1
,
北村 光夫
2
,
小中 健
3
,
川添 和義
3
,
水口 和生
3
Masayuki SHONO
1
,
Mitsuo KITAMURA
2
,
Ken KONAKA
3
,
Kazuyoshi KAWAZOE
3
,
Kazuo MINAKUTI
3
1徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部総合研究支援センター先端医療研究部門
2徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部生理機能学分野
3徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部臨床薬剤学分野
1Institute of Health Biosciences The University of Tokushima Graduate School
2Department of Physiology, Institute of Health Biosciences The University of Tokushima Graduate School
3Department of Clinical Pharmacy, Institute of Health Biosciences The University of Tokushima Graduate School
キーワード:
DPI
,
HepG2
,
アポトーシス
,
DAPI
,
PI
Keyword:
DPI
,
HepG2
,
アポトーシス
,
DAPI
,
PI
pp.331-334
発行日 2012年3月15日
Published Date 2012/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102958
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アポトーシスによる細胞死は,DNAが損傷を受けて自ら死ぬことを言う.DPIは,NADPHオキシダーゼを含むフラビン酵素の阻害剤として知られており,また,ミトコンドリア呼吸鎖の複合体Ⅰを阻害することも知られている.しかし,DPIにより誘導されるアポトーシス型細胞死において,どのようなDNA構造で壊れているかは知られていない.
そこで今回,培養ヒト肝臓癌細胞HepG2を用いて,DNA染色,DAPIとPIの二重蛍光染色法を用いてDNA構造を解明したので報告する.
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