学会だより 第42回日本臨床検査自動化学会
第42回日本臨床検査自動化学会
柴田 綾子
1
1慶應義塾大学病院中央臨床検査部
pp.208
発行日 2011年2月15日
Published Date 2011/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102551
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日本臨床検査自動化学会第42回大会は,「自動化が切り拓く明日の医療」をメインテーマとして2010年10月7日(木)~9日(土)の3日間開催された.今回の大会は演題数が過去最高の370演題,参加者は2,000名を超え,盛会であった.展示会場は機器を設置せずにプロモーションビデオを流し,機器の見学は自社にピストン輸送するメーカーもあり,新しい試みがみられた.
特別講演は制御性T細胞の発見者である坂口志文先生(京都大学再生医科学研究所長)が,免疫応答の制御について制御性T細胞の基礎的な解説から,様々な疾患形成への関与,そして今後の治療への応用を含めて大変わかりやすく講演された.
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