Japanese
English
研究
酸化マグネシウム服用者と未服用者における血清マグネシウム濃度の比較
Comparison of serum magnesium concentration between magnesium-oxide-administered and non-administered groups
萬谷 直樹
1
,
岩崎 友之
1
,
小尾 龍右
2
,
藤井 泰志
3
Naoki MANTANI
1
,
Tomoyuki IWASAKI
1
,
Ryosuke OBI
2
,
Yasushi FUJII
3
1ベイサイドクリニック
2柳川クリニック
3東京女子医科大学東洋医学研究所
キーワード:
酸化マグネシウム
,
血中濃度
,
副作用
,
基準値
,
偽陽性
Keyword:
酸化マグネシウム
,
血中濃度
,
副作用
,
基準値
,
偽陽性
pp.701-703
発行日 2010年6月15日
Published Date 2010/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102325
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酸化マグネシウム低用量服用群,高用量服用群,未服用群における血清マグネシウム濃度を比較検討した.低用量群の39.1%,高用量群の72.7%,未服用群の33.3%に軽度の異常値(2.5~2.8mg/dl)がみられ,各群の平均値には有意差がなかった.未服用群でみられた2.5~2.8mg/dl程度の異常は,酸化マグネシウム服用が原因とはかぎらず,十分な経過観察の元で服用を継続することは可能かも知れない.
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