今月の主題 新しい自己抗体
総説
自己抗体産生動物モデル
広瀬 幸子
1
Sachiko HIROSE
1
1順天堂大学医学部第二病理
キーワード:
全身性エリテマトーデス
,
多遺伝子疾患
,
遺伝子多型
Keyword:
全身性エリテマトーデス
,
多遺伝子疾患
,
遺伝子多型
pp.261-268
発行日 2004年3月15日
Published Date 2004/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100857
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〔SUMMARY〕 自己免疫疾患は複数の遺伝要因が関与する多遺伝子疾患で,自己抗体産生に至る過程には複数の免疫機能分子の量的,質的変異をきたす遺伝子多型の総合作用が関与している.自己抗体自然産生マウス系および遺伝子改変マウス系を用いた解析から,産生される自己抗体の種類や病態の違いは,関与する遺伝要因の組み合わせの違いによることが推察される.〔臨床検査 48:261-268,2004〕
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