今月の主題 血管超音波検査
動脈疾患
頸部動脈の超音波検査の手順と描出法
松永 宏明
1
,
尾本 きよか
1
,
谷口 信行
1
Hiroaki MATSUNAGA
1
,
Kiyoka OMOTO
1
,
Nobuyuki TANIGUCHI
1
1自治医科大学臨床検査医学
キーワード:
頸動脈
,
超音波検査
,
カラードプラ法
,
内膜中膜複合体厚(IMT)
Keyword:
頸動脈
,
超音波検査
,
カラードプラ法
,
内膜中膜複合体厚(IMT)
pp.251-256
発行日 2007年3月15日
Published Date 2007/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100441
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近年,高齢化・生活様式の変化により,日常的に動脈硬化に起因する疾患に遭遇する機会が増えている.また,メタボリック症候群に対する啓発や,頭部画像診断の発達,脈波伝播速度(pulse wave velocity;PWV)検査の普及もあり,一般住民の動脈硬化性疾患への関心は近年急速に高まっている.臨床の現場でも,頸動脈超音波検査の有用性が高まり,多くの施設で行われるようになってきた.頸部血管の解剖,頸動脈超音波検査のポイントについて概説する.〔臨床検査 51:251-256,2007〕
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