特集 第2次医療法改正のインパクト
医療法改正と理念規定
長𠮷 洋司
1
Yoji NAGAYOSHI
1
1順天堂大学医学部病院管理学研究室
pp.1075-1078
発行日 1992年12月1日
Published Date 1992/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903783
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医療法改正の概要・意義
平成2年5月25日,第118国会に提出されて以来,2年余の継続審議を経て,「医療法の一部を改正する法律」(平成4年法律第89号)は平成4年5月19日,先の第123国会において衆議院で一部修正,附則追加・附帯決議を付し可決,6月19日参議院にて附帯決議を付し可決・成立した.
第1次医療法改正(昭和60年12月)における附則・附帯決議を受けて検討された,国民医療総合対策本部の「中間報告」(昭和62年6月),「21世紀をめざした今後の医療供給体制の在り方」(平成2年1月,健康政策局)等の指摘・要請に対応するものとして検討・準備され,今回成立した医療法改正の主要事項は次の通りである.
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